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自伝として、ギター演奏について書きます。 趣味でやっているのですが、ギター演奏はかなり自信があります。独奏が主です。 小学生の時、学芸会でギター独奏をしました。兄に習ったのです。 大学のころはギター教室に通い演奏方法を正式に習いました。それ以来ずっと弾き続けていますのでかなりの曲も弾くことが出来ます。 自伝ですから、多少自慢の話になってしまいます。 それも楽しい話が中心になってきます。人生の中では辛いことも当然ありましたが、それは努めて忘れることにしていますし、あまりくどくど愚痴を書くつもりはないからです。 ギターが大好きです。 今、この自伝のホームページを書いていますが、後ろにはギターがあります。 小学3年生か4年生の時、兄から手ほどきを受け、学芸会で演奏しました。もちろん独奏です。 たどたどしいものでしたが、生徒数も少なく、ギターを持っている子供なんていませんでしたから大きな拍手をもらった記憶があります。 大学に行っている時、壁の薄い木造のアパートに住んでいたことがあります。 ある部屋の前を通りましたらギターの音がしました。 知らない人ですが、ノックしてたずねてみました。すると一緒にどうですかと言うことになり、二人で練習を重ねました。 その人は既にギター教室に通っておられ、私にもその教室を進められましたので行くことにしたのです。 私のバイクでその人は後ろに座り、ギターを二つ抱えての教室通いです。 そのことが縁で、大の仲良しになりました。親友になってしまいました。 結婚について話し合ったりもしました。 しかしその人は結核を患っていました。 ただ、人にうつる結核ではなく、友達付き合いは問題ありませんでした。 二人とも結婚し、それぞれ家庭を持つようになっても親友として付き合いました。 その人も友達が少ない方でしたので、私が訪問するととても歓待してくれました。 私は車でしたのでこちらからよく出かけて行ったものです。 ところが70歳くらいになった時、その人が突然亡くなってしまったのです。 喀血して窒息し、駅構内で倒れたのです。 病院に運ばれましたが間に合いませんでした。 35日と言う法事がありますが、この時、彼が残してくれたギター独奏のCDをかけ、私がそれに生演奏で伴奏しました。 皆さんが私とその人はギターでつながっていたことはご存知でしたので、こんな風にしていたのかとご理解頂き、喜んで頂くことができました。 私も60歳の還暦の時、得意な曲をCDに残しました。 指の動きなどは徐々に悪くなってきていますが、感情表現は良くなってきています。 その両方のことと、還暦と言うことの記念もあり、ギター独奏の集大成としたのです。 CDの一枚は家内が車に入れており、しょっちゅう再生して楽しんでいてくれるようです。 77歳になり、難しい曲は弾けなくなってきつつあります。 還暦で作っておいてよかったと思います。 弾ける弾けないではなく、楽しみとして、趣味として、好きなことをやれる人生は本当に楽しいです。 自伝としての次の趣味は尺八の演奏についてです。 |
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