続かなかった
色々の楽器

 
ギターと尺八についてはこの自伝の中で書きましたが、そのほかにも色々の楽器を手掛けてみているのです。
でも続きませんでした。
続かない理由は後で分かってきたことですが、結局自分には合わないということです。
趣味で始めるならば色々試して、自分に合ったものを探し出すのが良いと思います。

ウクレレ
ハワイアンに使われる伴奏用の楽器です。
ギターに似た小型のものです。
これは簡単に弾けましたが、自分で歌いながら伴奏を付けることになりますので、どうも気に入らず、いつの間にかどこかに行ってしまいました。

マンドリン
これも弦楽器ですし、ギターと同じようにフレットがありますからさほど苦労なく弾くことはできました。
独奏もできますし、自分としてはまあ、気に入った方でしょうね。
会社に持って行って、合奏したこともあります。
ところが、会社に置いていたところ、無くなってしまいました。誰かが持って行ったのか、どこかにしまい込んだのかわかりませんが、とにかく無くなってしまったのです。
もう一度買いなおすほどのこともなく、そのままマンドリンとはお別れになりました。

三味線
これはフレットがなく、たった3本の糸で音を出します。
三味線を購入した理由は、同窓会での余興のためなのです。
皆さんに歌詞カードを配り、好きな曲を選んでもらって私が三味線で伴奏して歌ってもらうという余興です。
20曲か30曲練習して実行しました。
その同窓会が終わったら三味線も終わりになりました。

バンジョー
これは高いお金を出して買ったのですが、全然弾きこなせなく、廃棄処分にしてしまいました。

アコーディオン
これはだいぶんやってみましたが、結局押し入れの中に眠ったままです。

ハーモニカ
小さいころからハーモニカは出来ましたので、教則本などで勉強し、一応それらしくできるようになりました。
普通はCという調子のハーモニカですが、半音上げるためにはC♯のハーモニカを一緒に持って2本を、さっと入れ替えて吹かなくてはなりません。これはなかなか難しいです。
ドイツに行ったとき、レバーを押すと半音上がる便利なハーモニカがありましたのでこれを買ってきました。
なるほど苦労しなくても演奏できますので大事にしてあります。
もう一歩進めて、マイナー調のハーモニカも買いました。これはもの悲しい感じの音が出ます。
今でも、ハーモニカは気に入っており、時々使っています。

三線(サンシン)
沖縄の三味線です。 沖縄に行ったとき、どうしても欲しくなったのですが、私にとっては高額でありあきらめました。
帰って来てからネットで探してみましたら、安価に購入することが出来、少し練習しました。
1曲しかできませんが、とても良い音で気に入っています。
私の実家で法事があった時、余興で使いました。
兄は年の割に良い声をしており、カラオケ教室の師範代までやったほどです。
それで、この余興には、兄に歌わせ、私が三線で伴奏する形で行いました。
今でもこの三線は応接の壁に飾りとして掛けてあります。

大正琴
なかなか良い音がします。
簡単に弾けますし、いつでもやれば出来ますが、いつの間にか押し入れ行になっています。
家内に勧めましたが、どうも乗り気になれず、結局だめでした。

この自伝において、「好きな道」としていますが、これは人生の根幹のことを言っているつもりです。
今ここで書いた「その他の楽器」は、好きな道、と言うよりは、「好きなこと」と言った方が良いでしょうね。
自由に何でも試してみるのは楽しい人生を送る一つの方法でしょうね。

このようにいろいろの楽器をやってみましたが、今現在残っているのは、ギター、尺八、ハーモニカの三つだけでしょうか。

次は自伝として、通信教育で学び、最優秀賞を取った庭園管理士、庭仕事のことを書いてみます。


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