忘れられない
思い出
中学の彼女

 
中学生にして彼女が出来ました。友達の紹介で始まったのですが、濃厚なラブレターまでもらうようになったという、忘れられない思い出があります。でも結局、先生や親からずいぶん叱られ、ただの同級生に戻ってしまったのです。


中学の彼女

中学では、仲の良い男友達も出来ました。
気安く話しが出来ましたので、「俺にも彼女探してよ」と半分冗談で言ったのですが、その中の一人が自分の知っている人を直ぐに紹介してくれたのです。

中学生にしてはちょっとお洒落な可愛い子です。私好みですし、相手もOKしてくれて、交際が始まりました。
クラスが違っていましたけど、別に問題はありませんし、よく話などしたものです。

ところが私の彼女、段々本気に近くなってきたのでしょうか、濃厚なラブレターをくれたのです。
嬉しいやらびっくりしたやら、少し温度差があったのですが、それを機に私もだいぶ燃えてきました。
小学校のときとは違って、はっきり互いを意識しての交際でした。

ところが、卒業間近になった頃、親が学校から呼び出しを受けてしまったのです。
バレたわけです。
「まだ早い!」、と散々親に叱られ、先生に叱られぎゃふんでした。
彼女も散々叱られたようでした。
それっきり!
顔合わせても知らん振り。ただの同級生になってしまいました。


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