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中学は自転車で通いました。 自転車で怖かったことや、好きな女性が出来たことなどいろいろ忘れられない思い出がありますが、スキーのマラソン大会で優勝したことなど自伝の一環としてこれらの思い出を書いてみます。 中学に入って 中学校に入っても、やっぱり夏休みの工作は電気ものでした。水道につなぐと、勢いよく水車が回って、発電機を回すものを作りましたが、これは県大会には出られませんでした。 私の家は農家ですので水道は来ていません。自家用のちょろちょろ出る水道はありましたが勢いがないですから、この工作の試験が出来ません。 姉の家が町の中で、水道がありましたのでここを借りて試験してみました。 考えた通りきっちり回転し、発電することが出来ました。 夏休みの工作として、学校では褒められ、市の大会に出してもらいましたが、ここでは優勝できず、県大会には出られませんでした。 でもこの工作は水車の細かい羽根を1枚づつ半田ごてで丁寧に付けなくてはならず、苦労した思い出があります。 家から学校まで3km以上ありましたので、自転車通学の許可をもらって通いました。 雨が降りますと、片手で傘をさして走るのですが、一度だけ、傘をさしているところへ突風を受けて自転車ごと数m下の田んぼに落ちてしまいました。 傘の空気抵抗で足が下になってスワーッと落ちていきました。自転車が横になって自分の前を飛んでいきましたが、下は田んぼ、見事軟着陸でした。 怪我もなく、自転車も壊れず良かったのですが、とにかく泥んこになり、怖い思いをしました。 自転車の話ならもう一つあります。 先生も一緒で自転車ハイキングに行きました。 途中急な坂道があり、私はみんなよりは少し上まで自転車に乗って登ることが出来ましたが、結局あきらめて押して登りました。 頂上でキャンプして楽しかったのは良いのですが、帰り道、昨日えっちらおっちら自転車を押して登って来たその坂道が急すぎて、怖くて自転車で降りられないのです。 みんな、また、自転車を押しながら下ったのです。 何のための自転車だったのですかね。 中学校では別の女の人を好きになりました。 相手の人も好きになってくれて、ラブレターの交換までしたのですが・・。 先生に見つかって、まだ早いと叱られて、それで終わり! 中学で男だけの数人の仲良しグループが新しく出来ました。その中の一人に彼女が出来ていますが、同級生ですし私も良く知っています。ちょっとうらやましく思ったものです。 その男に冗談で、「おい、ゆずれよ!」と言ったら、真剣な顔で「だめっ!」と断られましたね。 スキー大会ではマラソンに出て優勝しました。賞品に模型グライダーをもらいました。 マラソンですからスキーを履いたまま登ったり降りたりです。私のスキーは親戚からもらったものですが、あまり滑りが良くないのです。 そのため坂道を早く登ることが出来ました。ですから下りでは抜かれることが有っても、登りではどんどん抜くことが出来たからです。 中学時代の思い出もたくさんあります。忘れられないものも多いですが、全部書くわけにもいきませんので、今日はここまでにします。 |